【訃報】2020年9月11日23時53分 中山博さんは逝去されました。ご自宅で、ご家族に看取られ、旅立たれました。
食事を取らなくなって約一ヵ月、その後水分を取らなくなって一週間。 生前のお言葉通りの余分を無しとしたお身体でした。 「この世は、嬉しく、楽しく、皆様が送らねばなりません 」8月23日 終始変わらぬお伝えでした。 事務局といたしまして、生前に故人が賜りましたご厚誼に心から感謝申し上げます 中山博あわうた事務局 |
2020年1月 世界遺産白神山地「青池」で収録したCD「~Resonance~水・響き・共鳴」をリリースしました。
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「あわうた」は、日本書紀、古事記よりもさらに古い、日本最古の歴史書ともいわれる「ホツマツタヱ」の中に記された、48音からなる五七調の歌です。
「あ」から始まり「わ」で終わるため、「あわうた」や「あわのうた」と呼ばれています。 「あ」=天地の天、父 「わ」=天地の地、母 この「あ」と「わ」の二つの言葉のあいだに、森羅万象が含まれ、歌うことによって心身の乱れを整えると伝えられています。 中山博はこのいにしえ人の英知を、だれにも活用できるうたとして、現代によみがえらせました。 そして、これまでの20数年間「あわうた」だけを歌い続けています。 |
中山博は、世界 20 ヵ国以上で「あわうた」を響かせ、その場、その人に深く影響を 与えてきました。
その全国行脚のなかでご縁をいただいた方から、親しみを込めて「あわうたさん」と呼ばれています。 活動は日本国内にとどまらず、チベット、モンゴル、ウズベキスタン、スペイン、トルコ、ポルトガル、アメリカなどの世界20ヵ国以上にまで及んでいます。 組織に属さず、組織を持たずに世界中を旅するその姿は、風のように自由そのものです。 そして、今日もどこかで「あわうた」をうたい、響かせていることでしょう。 人々が平安で自分らしく幸せに生きることを願いながら。 響き Wave Motion中山博のあわうたの真髄は、発せられる「響き」にあります。
その響きは、うたうその場を一瞬にして異空間にし、私たちの身体の細胞の一つ一つをふるわせ、魂に働きかけるように感じられます。 それは、浄化であり、瞑想であり、心身の調和であり、心の平安であり、生きる希望であり、勇気であり、快活さであり、美しさや若さであり・・・ 聞き手が求める状態に、ゆるやかに、あるいは劇的に移行することを助けてくれるものとして感じられるでしょう。 |
このスペクトログラムは、中山の「あわうた」の一音で発せられた周波数を示しています。
下が低音で上が高音を表示しています。 色の白いところが強さであり、最も白い部分が基音です。 その基音の上方に層をなすように倍音成分(整数次倍音・非整数次倍音)が表示されています。 このグラフからは、中山の声には基音から高周波ならびに低周波方向に向けて、数多くの倍音が含まれていることがわかります。 この倍音を多量に含んだトータルの音声が、中山の唯一無二の響きと言えます。 |